平地ではなかなか見られないミヤマクワガタは、マニアの間でも人気です。
標高の高い雑木林に多く生息しているミヤマクワガタは、成虫になってかの寿命はどのくらいなのでしょうか。
ミヤマクワガタの飼育
ミヤマクワガタを手にすることができたら、山奥に近い環境を作ってあげます。
腐葉土と朽木マットを用意し、マットを高くし天井を近くして掴まる場所を作ってあげると転倒する回数を減らせてあげることができます。
ミヤマクワガタは涼しい所を好みますので、20℃くらいの温度をキープすることが大切です。
湿度の管理も大切です。
霧吹きスプレーなどで適度にマットを湿らせてあげてください。
国産クワガタの寿命
最も長生きのクワガタはオオクワガタで、3年以上生きます。
7年も生きたクワガタもいたようです。
コクワガタで1年、ヒラタクワガタは半年で、ノコギリクワガタやミヤマクワガタは寿命が短く、越冬はしません。
長生きをさせる
ミヤマクワガタを長生きさせるには飼育ケースを用意し、なるべくゆったりしたケースを用意します。
ハスクチップは半分くらい敷き、ミヤマクワガタが潜れるようにしてあげます。
転倒防止用の止まり木や枯葉をいれ、昆虫ゼリーを置いてあげます。
この時、水分の多い餌は避けて下さい。
16℃から20℃の温度をキープすることが大切です。
自然界の中では寿命が短いミヤマクワガタですが、飼育によって寿命にも変化があります。
長生きさせるには、産卵させずに単独飼育もあります。
やはり環境を整えてあげることが大事です。
まとめ
ミヤマクワガタの寿命は、クワガタの中でも短い昆虫ですが、人間の飼育方法によっては少しでも長く生きることができます。
その時の注意点として、山奥に住むミヤマクワガタですので、温度をキープすることが大切です。
せっかく手に入れたミヤマクワガタを、少しでも長生きさせたいですね。