ヒラタクワガタの幼虫を、冬に飼育する時の温度管理は何度くらいなのでしょうか。

また、クワガタの幼虫の見分け方は、どこを見れば分かるのでしょうか。

ヒラタクワガタの幼虫の温度管理や幼虫の見分け方を、まとめました。

ヒラタクワガタを冬に幼虫飼育する時の温度管理は?

ヒラタクワガタ 冬 飼育 幼虫

国産のクワガタの幼虫であれば、0℃を下回らなければ問題無く越冬します。

おおむね10℃を下回る環境下だと、全く動かなくなり冬眠状態になります。

これでも問題はないのですが、理想的にするには10℃を下回らず可能であるならば15℃くらいの環境を準備してあげることで、クワガタの幼虫はしっかりと冬を感じながらも少しずつ餌を食べる状態になります

ですから、玄関下や物置などに置くようにしましょう。

クワガタの幼虫に冬を感じさてあげることはとても重要なことで、季節を感じない幼虫は夏がきても蛹化(ようか)しない、セミ化と呼ばれる状態になる場合があります。

セミ化状態になった場合には、冬を感じさせてあげる必要があります。

例えば、冷蔵庫などを利用して一時的に冬を体感させる、ショック療法的な方法で羽化させる方法もあるようです。

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クワガタの幼虫の見分け方は?

  • ヒラタクワガタの幼虫

ノコギリクワガタの幼虫よりも頭は四角っぽくて、頭のオレンジ色は薄めです。

  • オオクワガタの幼虫

頭が大きくて濃いオレンジ色で、真っ黒な口をしています。

  • コクワガタの幼虫

頭は小さめで、顎は直線的で色もはっきりと分かれています。

  • ミヤマクワガタの幼虫

顎が湾曲していて頭は濃いオレンジ色をしています。

顎の上の毛穴が4つあり、体が比較的毛深いです。

  • ノコギリクワガタの幼虫

顎がゴツくて先が湾曲しています。

気門の所に赤い点があります。

  • アカシアクワガタの幼虫

小柄な大きさをしており、顎の根本が太くて真っすぐです。

  • ネブトクワガタの幼虫

頭部のオレンジ色が薄くて、顎が嘴(くちばし)みたいになっています。

クワガタの幼虫のオスとメスの見分け方は?

クワガタの幼虫が小さい内はオスとメスの区別はつきません。

二齢幼虫以降になると、メスはお腹に卵巣が透けて見えてくるので、オスとメスの見分け方が出来るようになります。

まとめ

クワガタムシの幼虫も種類によってさまざまな特徴があり、見分けることが出来るんだなと思いました。

また二齢幼虫でオスとメスが見分けられることに驚きました。

幼虫を飼育する機会があれば、見分け方をしてみてください。

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