標高の高い山奥に生息していて、大きな顎と頭の部分の耳のような突起が特徴的なミヤマクワガタ。
関東でも採集できるといわれています。
一番といっても過言ではないくらいクワガタの中でも人気のあるミヤマクワガタですが、採集する際、『灯火採集』というのをご存知でしょうか。
初めて聞く方も多いのではないでしょうか。
そんな『灯火採集』について紹介します。
灯火採集ってなに?
そもそも灯火採集ってなに?と感じる方も多いと思いますので、基本的な情報から紹介します。
簡単にいうと、『クワガタやカブトムシを暗い時に灯りに集まってくるという習性を利用することで採集や見つけることが出来る方法』です。
これを、灯火採集といいます。
クワガタやカブトムシを採集する際は日中に山へ行き、クワガタなどがいそうな樹を蹴ってその振動で地面に落して採集する方法や、樹に蜜などを塗って時間が経ったらそこに集まっているクワガタなどを捕まえる方法などが有名といわれていますが、この『灯火採集』も非常に有効的といわれています。
灯火採集の方法
では灯火採集の具体的な方法について紹介します。
この灯火採集には、大きく分けて2つの方法があるといわれています。
ます一つ目としては、もともと森などの近くに設置してある水銀灯や自動販売機などの灯りに集まってきているカブトムシやクワガタを採集する方法です。
これは誰でも行うことが出来るので、利用しやすい方法なのではないでしょうか?
次に、水銀灯や発電機、白幕などをあらかじめ用意して、クワガタやカブトムシを集めるという方法です。
こちらの場合は、道具も要しなければならないのと場所を選ぶ際にも経験などがあったほうが上手にカブトムシやクワガタを集めることが出来ますので、若干上級者向けの採集方法と言えるのではないでしょうか。
まとめ
以上、ミヤマクワガタやそのほかのクワガタ、カブトムシの『灯火採集』について紹介しました。
名前だけ聞くと、イメージがわきにくい方法ですが、実際どのようなものなのかわかれば、誰でも実践可能かつ有効的な採集方法ということがわかっていただけたのではないでしょうか。
この方法でしたら樹を蹴る力の弱い子供や女性の方でも実践できますので、ぜひ『灯火採集』でミヤマクワガタを捕まえてみてください。