クワガタが冬眠して越冬することができると知っている方は、クワガタマニアか生物学を学んでいる方がほとんどだと思います。

クワガタは種類によって、冬眠して越冬することができるのです。

飼育している環境でもクワガタを冬眠させて越冬させることが可能なのでしょうか?

クワガタ 冬眠 目覚め 時期

冬眠できるクワガタの種類

秋から冬にかけて気温がグーンと下がる頃になるとクワガタは冬眠の準備をし始めます。

冬眠ができるクワガタの種類は

オオクワガタ

コクワガタ

ヒラタクワガタ

ヒメオオクワガタ

の4種類が冬眠して越冬する事が可能です。

この他のクワガタは越冬できないのか?

ということになりますが、基本的には越冬できません。

但し、ミヤマクワガタ・ノコギリクワガタは羽化後の成長に時間がかかる為に、羽化した時期によっては越冬が可能になります。

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クワガタを冬眠させた場合に目覚める時期までの方法

クワガタを飼育して初めて冬眠させたいと思っている方もいる事でしょう。

クワガタを冬眠させる為の準備が必要になります。

1)飼育ケース

蓋の閉まる飼育ケースが必要になります。

あまり大きくない物を選びましょう。

2)昆虫マット

昆虫飼育や産卵用のマットを用意します。

なるべく保水性の高い物が良いでしょう。

このマットに水を混ぜて良くかき混ぜます。

手にとった時にシットリしているくらいがちょうどよいです。

水が滴る様だと水分が多すぎになります。

このマットを飼育ケースの3/4くらいまで敷き詰めますが軽く押える程度で十分です。

3)産卵木またな木材

クワガタは冬眠する時に産卵木や木材の下や木材などを抱えて冬眠する習性があります。

必ず飼育ケースに入れて半分くらい埋めてください。

4)昆虫ゼリー

飼育ケースの中に多めの昆虫ゼリーを置いてください。

いつ冬眠が始まってもいいようにと、いつ冬眠から目覚めてもいいようにしておきましょう。

この時にクワガタを飼育ケースの中に入れます。

5)飼育ケースにビニール又はラップをする

保湿効果とコバエ等の侵入を防ぎます。

6)蓋を閉めて保管

後は保管するだけですが、保管場所は温度変化が少ない所を選びます。

5度~10度くらいの温度が適温とされているので、暖房の効かない玄関や倉庫などに保管するのが良いです。

日光の当たらない所に保管する事が重要になります。

4月ごろになるとクワガタが目覚める時期になりますので、マットの状態を確認して、新しいエサに交換しておきましょう。

まとめ

クワガタの冬眠方法と飼育について紹介しました。

なかなか簡単そうに思えますが、生き物を飼育するのは難しいので、いろいろ試しながら行う事が大事です。

小さいムシかもしれませんが一つの命ですから大事に育ててください。

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