オオクワガタは世界中では、100種類を超すクワガタ虫科のうちオオクワガタ属はネブトクワガタ、ノコギリクワガタに次ぐ3番目に多い種類です。
日本では9種、22亜種が生息しています。
世界中を見て見ましょう。
世界のオオクワガタ
世界中では140種が知られています。
オオクワガタ属は7亜属に分類されます。
オオクワガタ亜属、ヒラクワガタ亜属、コクワガタ亜属、アカアシクワガタ亜属、サビクワガタ亜属、アローコクワガタ亜属、ヒメヒラクワガタ亜属です。
中でも代表的なオオクワガタ亜属をいくつかあげてみます。
オオクワガタ亜種のアンタエウスオオクワガタ、は2000m以上の高地に棲み低温で、湿度が高い地域に生息しています。
インド系とネパール系に分かれています。
- ホペイオオクワガタ ・・・ 中国南部に生息しています。日本のオオクワガタは、ホペイオオクワガタの亜種になります。
- インドグランディス ・・・ オオクワガタ亜種の中では最大級です。9㎝の個体もいます。
- タイワンオオクワガタ
- セレベスパリー ・・・ 東南アジアの隔離されたエリアに生息する。リツセマオオクワガタと呼ばれている種です。8亜種のうちの三種です。
- パラワンパリー
- ジャワパリーオオクワガタ
- カミジョウオオクワガタ ・・・ 新種です。2009年7月に記載されています。ベトナム南部に生息。
- シャンクリンオオクワガタ ・・・ コクワガタほどのサイズながらオオクワガタの特徴を兼ね備えています。台湾では保護対象種です。
- パラレリピディオスオオクワガタ ・・・ ドルクス属のドルクス亜属になります。命名か1番古く、1758年に命名、ドルクス属の基準種です。
まとめ
亜種は種の分類の下部です。
たとえば、コクワガタはコウチュウモク、クワガタムシカ、オオクワガタ属、コクワガタ亜種になります。
5亜種のうちの一種です。
オオクワガタは、コウチュウモク、クワガタムシカ、オオクワガタ属、オオクワガタ亜属で、ホペイクワガタ亜種に分類されます。
亜種は生物の分類学上で、種とするには大きな違いないが変種とするのには相違点が多い場合に分類されます。
カブト虫はコウチュウモク、コガネムシカ、カブトムシアカ、シンセイカブトムシになります。
見た目の分類では不確かなところも、学術的な分類で理解しやすくなりますね。
コガネムシとカブト虫は違う存在で、クワガタとカブトムシはその上部で分類されるわけです。
クワガタムシ科とは大きな顎を持つ分類になります。
コウチュウモクで顎が大きいと、クワガタムシ科に分かれて行きます。