ニジイロクワガタのメスの産卵にチャレンジしているあなたは、どのような点に注意していますか?
ニジイロクワガタの産卵はそれほど難易度の高いものではありませんので、初心者にもチャレンジしやすいと言われています。
産卵木でもマットでも、どちらでも産卵可能ですが、ほんとうのところはどちらを選べばいいのでしょう。
初心者には不安になることも多いですよね。
そのような方へ、ニジイロクワガタの産卵に役立つ情報をお伝えしたいと思います。
他のクワガタと同様に、温度と湿度管理には気をつけてくださいね。
産卵木に産卵させる方法
ニジイロクワガタの産卵は、他のクワガタに比べて比較的容易と言われます。
マットでも産卵木でもどちらでも産卵可能ですので、どちらを選ぶか迷ってしまいますね。
まずは産卵木を使用する方法から説明していきましょう。
直径が八センチほどのクヌギ、またはコナラなどの柔らかめで芯のない産卵木を手に入れ、それを水に浸します。
浸水時間は産卵木の硬さや種類によって異なりますが、目安は水の中で少し浮いている感じです。
その後は風通しの良い日陰で乾燥させます。
そして木の皮を剥きますが、これには虫スプーンを使うと便利です。
産卵ケースに発酵マットを敷き、産卵木を少し埋まるようにセットして、高たんぱくゼリーを入れて様子を見ます。
温度は25度前後が適温と言われますが、環境によっては前後する場合があります。
週1回程度、霧吹きをしてくださいね。
発酵マットに産卵させる
わざわざ産卵木をセットしたのに、メスが発酵マットに卵を産み付ける場合があります。
それはそれで成功と言えますので、心配しないでくださいね。
メスにとって産卵木よりもマットのほうが産みやすかったのでしょう。
その理由を調べると、次回育てる時に何かヒントが浮かぶかもしれませんね。
発酵マットですが、ニジイロクワガタの場合はくわマットや完熟マットがお薦めです。
マットは加水後に少しずつ入れて固めるようにしながら詰めていきます。
ケースの7割程度まで固く詰めたら、上にふわっと柔らかく2cmくらい敷き詰めるようにしてください。
温度は25度前後ですが、それより少し低めでも大丈夫とされています。
マットの乾燥やエサのゼリーがなくならないよう気を付けながら、静かに見守りましょう。
まとめ
七色の輝きが美しいニジイロクワガタのメスは王女の風格があります。
産卵も気難しくて難しそうに思えますが、そのようなことはないと聞くと安心できますね。
初心者にも飼育しやすい品種なので、是非繁殖にもチャレンジしてみてください。
飼育ケースの中の温度や湿度を保てば、年中いつでも産卵することができますよ!