ネブトクワガタ採集では、オスとメスの割合が圧倒的にオスの方が多く、メスがとれることは珍しいとされています。
しかし、家で育て繁殖を考えている場合はオスとメスの見分けがつく必要がありますよね。
ネブトクワガタは大きくても30mmほどの小さいクワガタの種類ですので、慣れなければよく見ないと違いがわからないかもしれません。
今回は、ネブトクワガタのオスメスの見分け方についてご紹介します。
ネブトクワガタのオスの特徴
ネブトクワガタのオスは(12~35mm程度)と比較的大きめで顎が独特の形に発達しており、背中にはくっきりとした縦線が見られます。
30mm前後の大きい個体になると顎部分の2つの内歯がくっきりと出て格好よく、一部の愛好家には大人気です。
オスとメスの見分けは、大きく顎が発達しているかどうかで見分けるといいでしょう。
似たクワガタとして、同じような大きさで背中の縦線が特徴のスジクワガタがあげられますが、スジクワガタには顎に2つの内歯はありません。
小さい個体の場合、2つめの内歯は見えなくとも1つめの内歯があるかないかで見分けることができるので比較的簡単だと思います。
ネブトクワガタのメスの特徴
ネブトクワガタのメスは(12~17mm程度)と個体差がありますが、オスに比べれば比較的小さめです。
オスと同じく背中にはくっきりとした縦線が見られますが、顎はとても小さいです。
個体数が少ないため、なかなか出会うことができないかもしれません。
似たクワガタとして、オスで紹介したスジクワガタがあげられます。
とても似ている二つの品種なのですが、見分けるときはやはり顎部分に注目してください。
ネブトクワガタのメスの顎はバチ状になっており尖ってはいません。
細かい違いですが、こちらで見分けるようにするといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はネブトクワガタのオスメスの見分け方についてまとめてみました。
ネブトクワガタのオスとメスの見分け方は身体の大きさや顎の大きさで見分けるといいということがわかりました。
オスメスの見分けだけでなく、スジクワガタと見分ける際にも顎の特徴は必見です。
小さくて観察しにくいかもしれませんが、ぜひしっかり観察してみてくださいね!