いざ、ネブトクワガタ採集に行こう!

ネブトクワガタの成虫の採集は「樹液のある場所を探して採集する方法」、「地面を掘って採集する方法」ともう一つ、「材割」という方法があります。

他の2つもどのような場所にいるかなどの専門知識を必要としますが、材割をするにはより深くネブトクワガタについての知識を持って行う必要がありますよ。

今回は、ネブトクワガタの材割についてご紹介します。

材割とは

ネブトクワガタ 材割

材割とは、言葉の通り「材料を割る」ということで、幼虫が住み着いている木などを割り(削り)採集するという方法です。

木に住み着き暮らしている様子を直接観察できることはとてもいいのですが、むやみに材割を行うことにより住処を奪い生態系を壊す可能性があるということを決して忘れてはいけません。

材割をする際は「確実に幼虫が住んでいるであろう場所を狙う」こと、「数をとり過ぎない」ことを徹底しましょう。

ネブトクワガタの材割で狙うべき場所

ネブトクワガタはシロアリが食べた(食べている)スカスカの松などの木の間に卵を産み付け繁殖することが多いため、そのような木を狙います。

また、ネブトクワガタはサナギになる際に土繭を作る習性があるため、落ちている材の中でも地面と直接接している場所の裏側に幼虫がいることがほとんどだそうです。

木を割くなら全面削るのではなく、接している面を削るようにしましょう。

材割場所にふさわしい場所は成虫になった時のことを考えてみてください。

成虫になったときに生きていけるだけの餌場が近くにある必要がありますよね。

樹液が発酵しているような広葉樹林が近くにあるか、など観察し条件が整っている場所で材割を行うようにしてくださいね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はネブトクワガタの材割についてまとめてみました。

ネブトクワガタの材割場所として「成虫が生きていける環境であるか」ということ、「シロアリが活動した(活動中の)松の木などにいる可能性がある」ということ、木材を削る際は「土に接している場所の裏部分にいる可能性が高い」などがあげられるということがわかりました。

ネブトクワガタに限らず、材割にはマナーが悪い人もいてあまり推奨されていない方法であることも事実です。

行う場合は節度を守り、確実な場所を狙うようにしましょうね。

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