喧嘩が強く、大きくて体毛も濃いミヤマクワガタは、その個性的な特徴が子供から大人まで幅広く人気を集めています。

しかしその一方では、飼育の難しさが話題に上ることも多いのがミヤマクワガタです。

ネットなどの情報から、ミヤマクワガタの飼育なんて出来っこないと最初から諦めてしまっている人も多いのではないでしょうか。

しかし飼い方のコツを学んで身につければ、飼育が不可能ということはありません。

飼育人口の少ないミヤマクワガタを、自分の手で育てて観察する楽しさや喜びはひとしおと云えるでしょう。

是非、ミヤマクワガタの飼育にチャレンジしてみませんか。

飼育が難しいと言われる理由

ミヤマクワガタ 飼育 難しい

ミヤマクワガタの生息地は標高の高い場所であることから、涼しい環境での生息に適していることが分かります。

よって暑さへの耐性がなく、飼育には温度管理が大変重要となります。

しっかりとした保冷設備を整え、マットの交換時においても温度変化に注意深く気を配る必要があり、そのような温度管理の点が飼育が難しいと言われる最大の理由になるでしょう。

温度変化に敏感なミヤマクワガタは、適さない温度にストレスを感じた場合に、マットの下に隠れっぱなしになったり、攻撃的になるなど、自らの寿命を縮めてしまうことがあります。

温度の他にも湿度にも気を遣う必要もありますので、楽に飼育がしたいという人には不向きといえるでしょう。

スポンサードリンク

飼育を簡単にする方法

保冷設備と聞くと、何だか大掛かりな装置を買わなければいけないような気持ちになるかも知れませんね。

しかし、エアコン設備のある部屋であればそれで大丈夫です。

ミヤマクワガタに適した温度は16℃~20℃と言われます。

エアコンの温度設定をそのようにすればいいかと言うとそうではありません。

ミヤマクワガタを飼育するゲージ内の温度を、そのように保つ必要があります。

大事なのは温度確認と調整をこまめに行うことです。

少なくとも朝昼晩の三回はゲージ内の温度をチェックするようにしましょう。

エアコンの風による乾燥にも気を配る必要があります。

それには加湿器の使用をお薦めします。

エアコンと加湿器を稼働させながら、飼い主は温度確認を怠らないようにする、ミヤマクワガタを飼育するにはまずはこの点を覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。

ミヤマクワガタを飼育したいと思っている人へ、安心できる導入文になれば嬉しく思います。

失敗を恐れずに、ミヤマクワガタの飼育にチャレンジしてみませんか。

成功した暁には、周囲の人からの羨望の眼差しを浴びる日が来るかも知れませんよ。

スポンサードリンク