よくクワガタのことは知らないものの子供にせがまれクワガタを飼うこともあります。最初はおっかなびっくりで飼育してみると、そのうちにクワガタが姿を見せなくなり飼育ケースを確認するとじっとたたずむクワガタ。あれ?亡くなっている!?と頭を小突いてみたり体をゴロンゴロンさせたりしますよね。

クワガタの飼育に慣れていないとよくあることです。昆虫には冬眠があることは知っているものの、亡くなっているのか冬眠しているのかわからない時もあります。ここでは、そんなクワガタが冬眠しているのか弱っているのかの見分け方について書きました。

クワガタ 冬眠 見分け方

越冬と冬眠

越冬も冬眠も、寒い冬を乗り切る意味から言うとだいたい同じ意味合いに含まれるかもしれません。クワガタは、冬眠とは言わずに冬を越すことで越冬といいます

特に長生きするクワガタが越冬します。ただし、すべてのクワガタが越冬をするわけではないんですね。越冬するクワガタは、オオクワガタ・コクワガタ・ヒラクワガタ等の名前が上げられます。

地域によってはヒラクワガタは越冬をせずに冬前に亡くなってしまうこともあります。越冬しないクワガタは、ミヤマクワガタ・ノコギリクワガタ等が含まれます。

いつぐらいから冬眠にはいるのか

これは、地域や気候によって違います。だいたい外の気温が15度を下回ると冬眠の準備に入り、早い時期では10月頃の寒くなり始めに準備に入ります。

このころにはクワガタ自身の体温も下がるので動きが多少鈍くなってきます。地域によりますが、遅くなったとしても11月の中旬ごろから冬眠準備に入るようです。

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冬眠しているのかを見分ける方法

冬眠しているときは、暖かい時期とは違い動き自体は活発ではありませんが、起こせばちゃんと反応します

例えばアゴに何か挟ませたりするのもいいかもしれません。こちらから掴もうとすると動き出して逃げるような様子も見せます。反対に何かしら弱っているクワガタは、アゴに何か入れられても挟まなかったり、手足や首と銅がブラブラして今にも取れそうな姿を見せます。また、一日中同じ姿勢でいるなら亡くなっている可能性があります。

まとめ

しっかり冬眠するクワガタは長生きしやすいですから、冬眠を邪魔せずにのんびり越冬できる状態に入ってもらう環境を作ることが大切ですね。とは言っても、いきなり10度下回るようなところに置くのはやめましょう。

また温度が下がっていない状態だとエサを食べたりして冬眠の機会を奪ってしまいます。のんびり冬眠してもらうには、ゆるやかな温度調節で管理していくのがとても大切ですね。

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