ミヤマクワガタやカブトムシの幼虫は体が丸まった形をしています。
他にはどのような特徴があるのでしょうか?
形態以外のミヤマクワガタの幼虫の特徴をここでは述べます。
ミヤマクワガタとカブトムシの幼虫の差は何なのか?
どちらもよく似ているので、区別の方法もお知らせしましょう。
ミヤマクワガタの幼虫の特徴
幼虫の大きさはカブトムシの方が大きい様です。
ミヤマクワガタの幼虫は、体にある点々(気門)がカブトムシに比べて薄くなっています。
蛹化が近づくに従って、ミヤマクワガタの幼虫は黄色味が掛かってきます。
頭部は濃いオレンジをしています。
アゴは太めで色は濃く、強い湾曲が見られます。
口元の毛穴は4つあるそうです。
体色は綺麗な白をしています。
幼虫は生育過程において、ギシギシというような警戒音を出します。
この警戒音はハチの成虫にも見られます。
口先にはオスの場合はまだ未熟ではありますが、ノコギリ状の突起になるような黒い部分が見え始めています。
加えてクワガタはマットの状態が悪い時や酸素が不足をすると、マットの表面に出てきて動きまわることがあるのも特徴の一つです。
ミヤマクワガタの幼虫の餌は何?
ミヤマクワガタやカブトムシの餌の主なものは土です。
近所の土でもいいのですが、犬猫の屎尿がある場所では雑菌があり、コバエの発生につながります。
また、園芸用の土も農薬が含まれているものもあります。
土の良しあしが成長の差になって現れますので、ミヤマクワガタ専用の黒土を利用するのが一番良さそうです。
幼虫の様子を見ながら菌糸ビンに移し替えたり、キノコマットなども混ぜて使用します。
まとめ
ミヤマクワガタの特徴は、成虫の場合はノコギリ状の大きな突起にあると思います。
体毛があるのも成虫の特徴です。
成虫に比べると幼虫は胎児のように丸く体を丸めているのが特徴です。
その他の特徴は、身体全体の斑点がカブトムシの幼虫に比べると薄い事です。
それだけでもカブトムシとクワガタの差があり、見分けがつきそうですね。
もしも幼虫が混在しているような場合は、このような点に注意して見分けて下さいね。