オオクワガタは、夏の暑さにも強く、越冬もします。
極端な暑さや寒さは乗り越えられないため注意は必要ですが、室内であれば温度管理に神経質になる事は無く飼うことが出来るでしょう。
外国産のクワガタは18度~28度程で温度を維持しなければならず、飼育が難しいともいわれています。
丈夫な日本のオオクワガタを、冬に飼育する際の注意点をまとめました。
オオクワガタを越冬させるかどうか
オオクワガタを冬に飼育する場合であっても、さほど難しい作業は必要ありません。
しかし、いくつかの注意点があるのです。
まずは越冬するかどうか、見極める必要があります。
身体が弱っていたり、寿命である場合は越冬しない場合も。
飼育しているオオクワガタが、越冬するかどうかを見極めてから準備に入ります。
分からない場合には、購入したペットショップなどで聞いてみましょう。
飼育環境と温度は?
オオクワガタは、気温が15度を下回ると動きが非常に鈍くなります。
そのため、秋には越冬の準備が必要になるでしょう。
飼育ケースは、高い湿度を維持できるケースを用意します。
飼育ケースに、マットを7割程度入れておきましょう。
隠れる場所や保湿のため、とまり木や葉っぱを数枚入れてあげます。
冬眠させるため15度以下にしなければなりません。
しかし、氷点下になると命の危険があります。
温度が下がり過ぎない場所で飼育をしましょう。
また、オオクワガタが乾燥しないよう、霧吹きで水分を与え湿度を保ちます。
エサは置いておく
昆虫は冬眠をしているわけでは無く、温度が低いと動かなくなるというだけです。
そのため、何かのきっかけで動きだす場合もあります。
越冬の間は年の為にエサを置いておきましょう。
エサは、食べていなくても1週間に1度は交換します。
まとめ
冬であっても、オオクワガタの飼育を楽しむことは可能です。
ある程度の温度管理が必要となりますが、自宅のリビングなどであればさほど神経質になる必要もありません。
また、オオクワガタは乾燥に弱いため湿度が重要です。
霧吹きで水分補給をする事を忘れずに。