エサの確保を菌糸瓶にするか、発酵マットにするか、悩むところですね。
菌糸瓶の方が、大きく育つようですが、飼育する種類を選びます。
発酵マットは種類は選びません。
そもそも菌糸瓶や菌糸マット、発酵マットって昔はなかったのです。
菌糸瓶はキノコを栽培するために作られた、キノコの菌と広葉樹のオガ粉が使われています。
ヒラタクワガタのエサについて
幼虫は菌糸瓶に入れます。
新しい菌糸瓶は、必ず一日まえに用意して室温にならします。
菌糸瓶の真ん中に窪をつけ幼虫を投入すると、自分で潜ってゆきます。
羽化までは24度から25度の温度を保った場合は、10ヶ月から一年ほどです。
温度管理の必要はなく、自然な状態でも大丈夫です。
極端に暑い場所や寒い場所は避けて下さい。
菌糸瓶で飼育していると、白い菌糸が黒くなってきます。
半分以上が黒くなったり、底に水が溜まったら交換時です。
新しい菌糸瓶を1日前に用意して、室温にならします。
蛹化がはじまります。
安静に見守ります。
エサを食べなくなるのが蛹化へのサインです。
蛹化が始まってから1.2ヶ月で羽化します。
羽化したら飼育ケースに移してゼリーを与えます。
はじめのうちは、動きもあまりありませんし、ゼリーも減りません。
少し時間が経つと、活動を始めます。
幼虫から羽化までの餌は、菌糸瓶だけでいけますね。
菌糸瓶ではカブト虫やノコギリクワガタは育ちません。
まとめ
菌糸瓶や菌糸マットができた頃から、クワガタの飼育は活気的に楽になりました。
菌糸瓶はサイズも大きく育ちます。
ヒラタクワガタのエサはクワガタゼリーですが、たまには完熟したバナナやリンゴを与えてみましょう。
また産卵期に入ったら、高タンパクゼリーに切り替えます。
また越冬前にも高タンパクゼリーを与えます。
ただ飼育するだけなら、そこまで気を使わなくても育ちます。
ゼリーを与えて、霧を吹き、触ったり構わないで静かに見守れば育ちます。
スイカやメロンなど水分の多いエサは食べますが、飼育ケースの土壌を尿で汚してしまうので与えません。
クワガタゼリーは味がバナナ味やメロン味など用意されています。