アカアシクワガタに確実に産卵をしてもらうには、産卵用のマット選びは大事なことです。
アカシアクワガタの気に入りそうな産卵セットとマットを選んで、確実に産卵をしてもらいましょう。
アカアシクワガタの産卵セットの方法は?
- 飼育ケースは産卵材が収まる大きさのケースを準備します。
- マットは産卵材を埋めるのに使います。
- 転倒防止の小枝など準備します。
- 産卵材を準備します。
産卵セットの方法は、バケツなどに水を汲んで産卵材を入れておよそ4時間くらい加水します。
4時間経過後産卵材を取り出して、1時間くらい陰干しします。
マットの水を加えて飼育ケース底5cmくらい硬めに敷き詰めます。
マットの水分量は、マットを手に持って強く握って水が滲み出ないくらいが目安となります。
硬く敷き詰めたマットの上に産卵材を置きます。
マットをかけて産卵材を埋めます。
転倒防止に小枝などを置きます。
共寝済みのメスをセットします。
メスが産卵モードに入ると、1週間~2週間餌を食べないで潜ったままになります。
産卵セットが気に入らない場合だと、あまり潜らずに夜中にケースの上をウロウロするので、メスが全く潜らない・餌も毎回減っているようでしたら、失敗している可能性があるので最初から産卵セットの組み直しを行うようにしましょう。
問題がなければおよそ1.5か月~2か月くらいで、材割りを行うことになります。
産卵させる場合のマットは?
マットで産卵させる場合は、飼育するクワガタの種類により使うマットが違います。
クワガタの種類によっては昆虫ショップで売られている、ミヤマクワガタ産卵用のマットのルカヌスマットやマルバネマットや赤枯れを用いる必要があります。
また、産卵木に産卵する種類かマットに産卵する種類かによっても、使用するマットは違います。
国産オオクワガタなど産卵木に産む種は、埋め込みマットと呼ばれる木を細かく砕いたものでも大丈夫です。
ノコギリクワガタなどマットにも産む種類の場合は、それなりに発酵が進んだマットを利用します。
埋め込みマットと呼ばれているマットでは、卵を産まない可能性が高いので注意しましょう。
マットの選び方
なるべく粒の細かい微粒子マットを選びましょう。
成虫に産卵させる場合は、マットにある程度の硬さが無いと卵を産まない可能性があります。
粒が粗いとマットが固まらず崩れてしまいます。
種によって茶色の一次発酵マットを好むのか、黒色の二次発酵マットを好むのかで選ぶようにしましょう。
まとめ
産卵用マットはケチらずにお金をかけた方が、産卵してもらうのにも良いそうですよ。
マットの選び方などを参考にしてみてください。