アカアシクワガタの幼虫の成長過程での飼育方法に、何か違いはあるのでしょうか。

また、幼虫の冬場の管理方法はどうしたら良いのでしょうか。

アカアシクワガタ幼虫の齢数過程の飼育方法と冬場の管理方法について説明します。

幼虫飼育の難易度は?

アカアシクワガタ 幼虫 飼育

幼虫はやや高温に弱いですが、比較的に丈夫で菌糸瓶・マットのどちらで飼育しても良く育ちます。

ほとんどの場合は、1年で羽化してオスなら500ml瓶2本・メスなら500ml瓶1本くらいで充分飼育できます。

アカシアクワガタ幼虫の齢数過程の飼育方法は?

クワガタはこの時期の成長次第で、成虫の大きさが決まってしまいます。

  • 1齢幼虫

孵化した幼虫は真っ白で、時間経過とともに頭はオレンジ色へと変化します。

この時期の飼育方法の選択肢としては、未発酵マットで飼育する・発酵マットで飼育する・菌糸瓶で飼育するの3つの方法があります。

菌糸瓶飼育をする場合には、幼虫がお腹が黒くなっていて餌を食べだしたのを確認してから、菌糸瓶で飼育するようにしましょう。

  • 2齢幼虫

この時期が成虫の大きさを決める重要な時です。

幼虫は脱皮するごとに頭が大きくなって、その頭にあった体に成長していきます。

この時期の飼育方法の選択肢としては、未発酵マットで飼育する・発酵マットで飼育する・朽ち木で飼育する・菌糸瓶で飼育するの4つの方法があります。

  • 3齢幼虫

幼虫として最後の時期で、この時期の飼育方法としては2齢幼虫の時に選択した飼育方法を継続して飼育しましょう。

そして、蛹化への準備期間に入っていく時期でもあるので、可能な限り刺激を与えないようにして飼育しましょう。

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幼虫の冬場の管理方法は?

クワガタの幼虫は寒さに強くて、自然下では糞を出し切ってお腹を不凍液で満たし冬眠します。

冬に朽ち木の割り出しをしてクワガタの幼虫を取り出すと、お腹が透明な幼虫が出るのはこの不凍液が入っているからです。

ですので、クワガタの幼虫に保温は不要となります。

ただし、冬に冬眠をさせることで冬の間の成長が止まりますので、屋内で冬眠をしない程度に15℃前後の寒い場所に置き、じっくりと育てていくのが良いでしょう。

まとめ

幼虫にも段階的に成長過程があるので、成長過程に適した飼育方法の選択をしてあげるのが、幼虫を大きく育てるには大事なことだと思いました。

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