クワガタは夏に雑木林でもインターネットショップでも見る事ができます。
クワガタを幼虫から飼育する方が多いのか、販売されている幼虫はプリンカップくらいのプラスチックケースにマットが敷き詰められた中にいます。
これから約2年近くかけて飼育していきます。
クワガタの幼虫は何を食べているの?
クワガタの幼虫を飼育していると、どうしても疑問が浮かんできます。
クワガタの幼虫は何を食べているのか?
クワガタの幼虫を飼育するにあたっては必要なものは、マットと菌糸ビン程度で大丈夫です。
菌糸ビンとは広葉樹のおがくずをきのこの菌で分解した物で、これをビンに詰めた物が菌糸ビンとなります。
クワガタの幼虫はマットや菌糸ビンの中にもぐり、それを食べて成長していきます。
何も食べないと言う訳ではありません。
成虫になったクワガタがエサを食べない
クワガタを飼育を初めてした方が驚く事があります。
それは、クワガタは蛹から成虫になった後も蛹室の中で一度冬を越してから、気温が高くなり始める4月~5月ごろから活動を開始し始めます。
その間はずっとマットや菌糸ビンの中で過ごしています。
成虫になった後、蛹室では何もエサを食べないのでしょうか?
基本的には、越冬中と言う事もあり、冬眠状態であるから、何も食べなくても大丈夫と言う事になります。
それにクワガタは羽化直後からすぐにエサを食べる事はしません。
幼虫時期に取った栄養分で長い物では6カ月以上エサを食べない個体もあります。
エサを食べ始めてからは昆虫ゼリーをあげる方が多いですが、外国産の物や水分が多いゼリーはクワガタにとってはあまり良いエサではないので、早めに切り替えるようにして下さい。
まとめ
クワガタがエサを食べない、幼虫時のエサについて紹介してきました。
幼虫の時にマット飼育する場合はマットが湿っている状態がベストです。
乾燥も水分の多いマットもどちらもクワガタの幼虫には過酷な環境になってしまいます。
菌糸ビンの中で飼育している場合でも、幼虫が大きく成長し始めると窮屈になってきますので、適度に菌糸ビンを大きくしていく必要があります。
幼虫から育てて成虫になった時にはかなりの感動ものですから、大事に育ててください。