ヒラタクワガタの成虫を飼育するときには、どのようなことに気を付けた方がよいのでしょうか。
ヒラタクワガタ成虫の飼育と繁殖ポイントをお伝えします。
ヒラタクワガタを初めて飼育する時の参考にしてください。
ヒラタクワガタの成虫の飼育ポイントは?
ヒラタクワガタは臆病なので物音や光にすぐ反応して隠れてしまいますので、暗くて静かな場所に置いてあげるようにします。
ヒラタクワガタは臆病ですが、大顎の挟む力が強いので餌やマット交換時に指など挟まれるととても痛いので、指などを挟まれないように注意することが必要です。
ヒラタクワガタが棲息する場所が河原などの湿気の多い場所なので、飼育する時も湿気を保ってあげるようにします。
ヒラタクワガタは大顎が邪魔で餌の昆虫ゼリーが食べにくい場合もあるので、昆虫ゼリーを細切れにしてあげると食べやすくなる場合もあります。
成虫は越冬が可能なので、気温が下がってきたら飼育ケースにたくさんの飼育マットと掴まるための材も入れて、マットが乾燥しないようにラップなどで包んで、暗く静かで温度変化の少ない場所に保管してあげます。
ヒラタクワガタはとても気性の荒い種なので、オスは単体での飼育が望ましくメスとの同居も繁殖以外は別にした方が無難です。
オス同士を同じ飼育ケースに入れるのは、喧嘩をしてしまうのでいけません。
ヒラタクワガタの繁殖ポイントは?
ヒラタクワガタを繁殖させたい場合は、オスとメスの相性を適宜確認をして見極めるようにします。
オスとメスの相性が良いと繁殖しますが、オスとメスの相性が悪いと喧嘩をしてオスがメスにダメージを与えてしまいます。
繁殖が済んだら、オスとメスが相性が良くても、オスとメスを離して1匹ずつ飼育するのが安全です。
ヒラタクワガタが餌を食べない原因は?
- 羽化したばかり
羽化したばかりのクワガタは餌を食べません。
病気ではないので安心してください。
- 餌が好みではない
クワガタでも餌の好き嫌いがあると言われているそうです。
クワガタによって好みの餌や食べない餌など分かれるようなので、複数の餌を準備して食べ比べさせてみましょう。
また、一種類の餌だけだと栄養が偏るとも言われているので、複数の餌をローテーションして与えると良いかもしれません。
- 冬眠状態
クワガタは寒くなると越冬に備えて活動を停止し、冬眠状態の時には餌を食べなくなります。
- 飼育環境が悪い
クワガタは餌場が不衛生だと餌を食べなくなることがあります。
昆虫ゼリーは開封からおよそ3日くらいで腐ると言われています。
などが、ヒラタクワガタ餌を食べない原因です。
まとめ
クワガタムシが意外にグルメで、餌の好き嫌いがあるなんて知りませんでした。
飼っているクワガタの餌の好みを知ることも、クワガタムシを元気に育てる上で大切なポイントになりますね。