オオクワガタの幼虫は、マットと呼ばれるものを使って飼育をします。
その手順をご紹介したいと思います。
マットとは
マットとは、きのこの菌床やおがくずなどを、オオクワガタが食べられるように発酵させたもののことをいいます。
たまに、飼育環境によってはきのこが生えることもあるそうです。
成虫の場合は、農薬が入っていない園芸用の土でも飼育が可能ではあります。
その際は土を軽く湿らせて握って使います。
幼虫は、専用のマットを用意しましょう。
マット飼育の仕方
マットは、ビンに入れて飼育に使うことがほとんどです。
オオクワガタの幼虫の飼育の場合は、プリンカップでも十分です。
飼育する場所は、20℃~25℃程度で、温度変化があまりない位置を選びましょう。
ビンの中にマットを入れ、オオクワガタの幼虫を入れます。
このとき、できる限り単独で飼育するようにしましょう。
幼虫から成虫になるまでに、何度か交換する必要があります。
2~3ヶ月が目安となりますが、ビンに水分が溜まっていたり、変色が多く見られる場合には、その段階で交換するのがよいかもしれません。
交換のときは、マットをほぐしながら、幼虫に傷がつかないように慎重に取り出します。
新しいマットを入れたら真ん中を窪ませ、幼虫の頭を下にして置いてやります。
すると自分から、マットの中に潜っていくはずです。
もし潜っていかない場合は、マット内部が熱を持って温度が高くなっている可能性もあります。
そのようなときは温度を測り、適温にしましょう。
その後通気性を確保しながらフタをとじます。
乾燥にも注意しましょう。
購入場所
オオクワガタの飼育に使用するマットは、幼虫用、成虫用などとあり、昆虫を扱っているペットショップや、インターネット通販などでも購入することができます。
ペットショップの店員に聞くか、インターネットショップの商品レビューなどを見て、マットを選ぶ際の参考にすると良いと思います。
まとめ
オオクワガタの飼育には、マットとよばれるものを使うことがよく分かりました。
幼虫はとてもデリケートですので、きちんと幼虫用のマットを用意してあげましょう。