クワガタは種類によって越冬するクワガタがいます。
ヒラタクワガタも越冬するクワガタですが、ヒラタクワガタの越冬を成功させるためのポイントなどをご紹介します。
越冬するクワガタと越冬しないクワガタは?
クワガタは全てのクワガタが越冬するのではなくて、越冬するクワガタと越冬しないクワガタがいます。
越冬するクワガタは、ヒラタクワガタ・オオクワガタ・コクワガタ・ヒメオオクワガタなどです。
越冬しないクワガタは、ミヤマクワガタ・ノコギリクワガタなどです。
何度になったら越冬するの?
クワガタなどの昆虫たちは変温動物と言われており、体温が外気温の影響を受けていて外気温が暖かいと体温も上がって、外気温が下がると体温も下がります。
ですので飼育場所の環境や1日の温度差で状況は変わりますが、だいたい最低気温が20℃を下回ると動きが鈍くなります。
最低気温が15℃前後や15℃を下回る日が続いたら準備が必要です。
また、最低気温が0℃前後になると冬眠状態です。
ヒラタクワガタの越冬方法は?
- 餌
餌は秋口まではマットからヒラタクワガタが出てくるので、少量の餌は置いておきます。
晩秋に餌の残り具合いを確認して、餌が減らなくなったら餌をあげる必要はありません。
真冬はヒラタクワガタは冬眠しているので餌は食べないです。
- マット
越冬する前の秋口に、マットを全て新しいものに変えます。
オスとメスを一緒のケースで飼育していた場合は、マットや産卵木に産卵している可能性があるので、幼虫がいないか確認しながらマットを変えるようにしましょう。
幼虫を確認しながらのマット交換作業は時間が掛かるので、早めに準備に取り掛かるようにしましょう。
産卵木は割り出しを行なって、産卵木の中に幼虫がいないか確認しましょう。
- 保温と保湿
ケースの周りを2重~3重にした新聞紙で囲い外気からの冷気を保護してあげましょう。
保湿は、霧吹きで月に1回~2回程度保湿しましょう。
ただし、加湿のし過ぎは禁物でカビが生える原因にもなってしまいます。
ケースと蓋の間にコバエを防止するシートや穴を開けたラップを挟んで、湿度を保てるようにしましょう。
飼育ケースの管理場所・下駄箱や物置など直射日光が当たらずに温度変化が少ない場所に置くようにしましょう。
基本的におよそ5℃~10℃の温度が適していて、0℃を下回らなければ大丈夫です。
まとめ
ヒラタクワガタの越冬方法や越冬時の飼育方法を把握して、早めに準備し越冬をサポートしてあげましょう。