クワガタを飼育する場合、容器の中にマットを敷かなくてはなりませんね。
そのマットも種類がいくつかあるようです。
どんな物があるのか、産卵木もどんな物が適しているのか、それらの保存法についても調べてみました。
マットにはどんな種類があるのか?
クワガタの飼育で使われるマットには大きく分けて2種類です。
腐葉土とおがくず、発酵マットが主で、ここでは発酵マットを使った場合、どのような事に注意したらいいのかを紹介しようと思います。
発酵マットは加水して使用します。
使用する前にガス抜きと言う作業が必要で、方法は発酵マットをビニールシートなどの上に敷き、7日ほど放置します。
マットが普通の山などの土のような臭いに変わればガス抜き完了のサインだそうです。
ガス抜きと加水が済んだマットを手で押し固めながら、容器の約7割くらいの高さまでマットを敷き詰めていきます。
その後、容器にフタをして3日ほど放置しマットが発熱していない事を確認できたら完了だそうです。
なかなか手間がかかるんですね。
マットが余った場合の保存法は、一度日光にあてて完全に乾燥させ、その後密封容器に入れて保管すれば長期保存が可能なようです。
産卵木の種類と置き方
産卵木に使われるのはクヌギやナラの木です。
使い方は、容器に収まるくらいにカットされた木(おおよそ10センチくらい)をガス抜き、加水が済んだマットに5分の1程度が出るくらいの状態にして押し込むような感じで置きます。
2本くらい置き、5センチくらい間隔をあけます。
ただし、マットに設置する前にたらいなどに水を張り、4~5時間くらい産卵木を入れて加水する事を忘れないでください。
設置ができたら木の上に高タンパクゼリーなどのエサを置いてあげましょう。
転倒防止のために、枯葉や木片を一緒に入れてあげるといいでしょう。
まとめ
マットを敷くために結構な手間がかかりますし、産卵木も入れる前には手間がかかる事が分かりましたね。
面倒がらずクワガタが少しでも快適に暮らせるようにしっかりと住み家を作ってあげたいですね。