クワガタと言うとイメージは夏!と言う方が多いでしょう。
確かにクワガタは暑い時期に活動を活発化します。
但し、羽化直後から活発に活動する訳ではありません。
長年飼育している方はお分かりだとおもいます。
そんなクワガタが突然、ご飯である昆虫ゼリーを食べない状態になってしまった場合はどうすればいいのでしょう?
クワガタがご飯のゼリーを食べない原因
飼育しているクワガタが突然ご飯である昆虫ゼリーを食べなくなってしまった場合どうしていいかわからないですよね。
そんな時には慌てず騒がず冷静に対応を考えましょう。
クワガタが昆虫ゼリーを食べなくなってしまう原因は2つ考えられます。
1.羽化して直後のクワガタ
自然界のクワガタはカブトムシと違って羽化しても活動する事はまずあり得ません。
じっとしたままで、蛹(さなぎ)だった部屋で一度冬を越します。
これは越冬しないノコギリクワガタやミヤマクワガタも同じです。
越冬した年の夏にようやく活動を開始すると言う事になります。
飼育環境の物は羽化してから6カ月~8カ月は蛹の部屋でじっとしてエサを食べる事はありません。
2.気温の低下
クワガタも昆虫なので、人間のような体温は存在しません。
外気温によって活動が大きく変わってきます。
気温が低下してきて寒くなるとクワガタの活動が低下していき、越冬できるタイプのクワガタは冬眠の準備段階に入り、そのまま冬眠してしまう事もあります。
ですから気温が低下した状態では活動が活発ではないためにエサであるゼリーを食べなくなってしまうのです。
この2つが原因であれば健康状態であるので問題はありません。
この他に考えられる原因としては顎であるハサミが成長しすぎてクワガタの口がゼリーに届かない事も考えられるので、その場合にはゼリーを平らな皿に移してあげると良いでしょう。
クワガタのご飯であるゼリーは外国産はNG
外国産の昆虫ゼリーは確かに国産品の物よりコストが安いですが、かなり昆虫にとっては劇薬だと思って下さい。
ほとんど防腐剤と言ってもいいくらいに防腐剤や添加物が使われています。
また中国産の物は合成化合物やゼラチン質が多く水っぽいのが特徴です。
こちらも当然クワガタにとっては危険きまわりないのです。
クワガタのご飯である昆虫ゼリーは国内産でかつ水っぽくない物を選んだほうが良いでしょう。
まとめ
クワガタのご飯である昆虫ゼリーについて紹介してきました。
以前から水っぽい物はクワガタやカブトムシは下痢を起こして亡くなってしまう。
と言う事は聞いた事がありますが、まさか昆虫ゼリーまでとは思いもよりませんでした。
これをきっかけにクワガタのエサを見直す方が良いかもしれませんね。