クワガタの飼育方といっても一つではありません。クワガタによって違う場合もありますし、環境設定が違うだけでクワガタの将来も変わってきます。今回は菌糸ビンと言われるものを使った飼育方法を考えていきます。
クワガタの幼虫のエサ
まずはクワガタの幼虫に与えるエサについて注目しましょう。彼らは何を食べて生活しているか知っていますか?自然界において、ほとんどのクワガタの幼虫が朽ち木を食べ物にしています。朽ち木とは木やそれが、バクテリアによって分解されたもののことを言います。
キノコ菌糸によって分解された木からは大きな幼虫が発見されることが多いみたいです。食べ物の環境というのは大事なんですねやっぱり。朽ち木は栄養が乏しく、消化しづらいもの見たいです。
そのため、それを食べて大きくなるためには、タンパク質を作り出すことができる菌の力を借りる必要があります。それが、幼虫の腸の中、糞の中、周りのエサに充満している状態が理想です。
菌糸ビンとは
こちらはマットに比べて、飼育可能なクワガタの種類は少ないのですが、より大きなクワガタを作ることができる優れものです。その実態は、きのこ屋さんがきのこを栽培する時のきのこの元です。
飼育のポイント
まず直射日光を避けましょう。適温は20~25度みたいです。複数同時に飼育する場合は、必ず一頭につき一つの容器を用意してください。
菌糸ビンが届いたら、飼育する環境で3日くらい置いといてください。菌糸ビン自体を環境にまず慣らすということです。そのあと、幼虫を入れるという順番になります。幼虫よりも少し大きめの穴を開けておきましょう。
この際、キノコが生えていたら取り除きましょう。そのあと開けた穴に幼虫を入れます。菌糸ビンの交換のタイミングですが、3か月を目安にすると良いかと思います。交換の際、絶対に幼虫を傷つけないように気をつけて下さい。
まとめ
マットに比べ、菌糸ビンを適応できるクワガタは限られていますが、可能である場合、より大きな成虫になることが期待できます。ぜひトライしてみてください。