クワガタの飼育は結構神経を使うものです。特に幼虫はかなり繊細です。その幼虫ですが、一見オスメスの区別がつきません。どうやって判断すれば良いのでしょうか?また飼育の方法に違いはあるのでしょうか?

クワガタ 幼虫 オス メス 見分け方 飼育

幼虫のオス・メスの見分け方

正直、生まれたばかりの超小さい時は見分けることができないみたいです。少し大きくなった二齢幼虫以降なら区別することができます。そんなに難しくないです。メスの方はオスと違い、お腹に卵巣が透けて見えるのです。なのでお腹の方を見て判断してください。

ちなみに、年齢の見分け方ですが、これは大きさに依存します。彼らは脱皮してどんどん大きくなります。生まれたばかりの時な2ミリくらいしかなく超小さいのですが、それが二齢幼虫くらいになると100円玉と同じくらいの大きさに成長します。成長につれオスとメスとで体の大きさにはっきりとした違いがみられます。オスの方が一回り大きいのです。

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飼育方法

オスとメスの飼育方法の違いですが、大きな違いはありません。マットおよび菌糸ビンを用意して、直射日光を避けた適温(20~25度)に設定したのち、酸欠にならないように幼虫を入れるという作業です。

ただし、先ほを述べたようにオスの方が成長の段階でメスより一回り体が大きくなります。そのため、オスの容器の大きさに注意してください。もちろん小さいものはNGです。エサの交換のタイミングは3か月に一回くらいがベストです。

取り替える際に、幼虫を傷つけないように丁寧に扱ってください。成虫の大きさは幼虫の頃の成長に依存し、成虫になってからは大きくなりません。そのため、大きな成虫にしたい!と望む場合は、特に幼虫期の環境やエサに配慮をしてくださいね。

まとめ

一目見ただけでは幼虫のオスメスの区別はしにくいのですが、お腹や大きさに決定的な違いがあるので、ぜひ観察してみてください。残念ながら、生まれたばかりだと小さすぎてその観察が難しいので、成長するまで少し待ちましょう。

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