クワガタを飼育する際には、マットか菌糸ビンを使用するのが、最も適した方法で、幼虫の頃は朽ち木などを主な食べ物としてくらいしています。では成虫になってからは何を食べて生きていくのでしょうか。
よくお店では、ゼリーみたいなものを売っていたりしますよね。自然界には、ゼリーではなく樹液があり、それをメインにしているのですが、飼育するとなると樹液を集めるのは大変ですよね。代わりになるものを考えていきましょう!
野菜、きゅうりなどは食べるのか?
クワガタを飼育している人な中で、エサとしてきゅうりを与えていた人も多いのではないでしょうか?その際、数時間後にはクワガタの元気が無くなったりしませんでしたか?エサとしてきゅうり与えても、彼らは拒否反応を示しません。
しかし、身体的にはNGなんですね。スイカやきゅうりなどの水分がたっぷり入った食べ物を食べると、クワガタは下痢をします。彼らは水分を必要としなくても生きていけるからです。ましてやきゅうりなどは栄養がないため、水を飲ましているのと同じになります。つまりエサとしては不適切なのです。
バナナはどうか
一方でバナナのような甘い食べ物はどうでしょう。結果から言うと、バナナはOKです。きゅうりと違い高タンパクで高い栄養素を持っている食べ物で、彼らも好物です。クワガタを採取する際、バナナを餌におびき寄せたりもできるほどです。
しかし、日が持たないのがデメリットです。毎日交換しなければなりません。
はちみつはどうか?
一見樹液に似ているため、良いエサなのではないかと思いますが、クワガタははちみつを食べません。それどころか、大量の蟻がやってきてしまいます。
クワガタにとってはちみつは糖分が多すぎて、口が糖によって固まってしまうんですね。お湯で割って少しドロドロにしたものなら、彼らもたべれると思いますが、蟻が寄ってきてしまうので最終手段にしましょう。
どうやって食べるの?
エサの食べ方は、口の部分に細かい繊毛が束になったような舌があり、これで樹液などをなめます。食べるというより舐める感じですね。
まとめ
注意をしなくてはならないのは、水分の多い野菜類は与えてはいけないこと。あまり食事に神経質にならず、市販の昆虫用のゼリーを与えておくのが一番良い方法だと言えます。