数多くのクワガタの中でも王者の風格を持つと言われるのがミヤマクワガタです。
頭上の鎧のような突起や金色の毛に風格があり、喧嘩に強いことからもオオクワガタの次に人気が高い品種と言われます。
飼育に関しては温度調節など難しいところがあります。
しかしながら繁殖の成功例も多く、飼育にチャレンジする人は年々増えているようです。
ミヤマクワガタの大きさは個体によって差がありますが、オスの場合は40~78mm、メスの場合は25~40mm前後のようです。
卵の大きさについてはどうでしょうか。
調べてみました。
ミヤマクワガタの卵の大きさ
まずはミヤマクワガタの一生を辿ってみましょう。
卵が産まれる→孵化して幼虫になる→羽化して成虫になる、このような系図ですね。
成虫は大きなものでは8センチ近くありますので、さぞかし幼虫も大きいのではと錯覚しがちです。
しかし、実際のところはそんなことはありません。
クワガタの1齢(初齢)幼虫の大きさは約5mm~10mm前後が平均値と言われます。
そして卵の大きさはというと、2mm~3mm前後です。
だいぶ小粒ですね。
卵はとてもデリケートな存在です。
慣れた方は卵から孵化させることにも成功しますが、ほとんどの場合は自然に孵化するのを待ち、幼虫の状態から育成を開始します。
大きく育てるコツ教えます!
実はミヤマクワガタを大きく育てるコツというのが存在します。
覚えておいて損はありませんね。
是非、知識として頭に入れておきましょう。
成虫になった後に大きさが変わるということはまずありませんので、幼虫の時期に大きくなるように育てます。
まずは飼育する容器です。
これは大きいほうが揺れに強く安定感があり、乾燥しにくくストレスがありません。
そしてエサは栄養価の高いもの、例えばキノコマットを与える方法がありますが、ミヤマクワガタの場合は初めから栄養価の高いものを与えると負担がかかってしまいますので、裏ワザとして少しずつ混ぜていく方法があります。
重要になるのが温度です。
高めの温度は成長が促進され、低めに調整したほうがゆっくり大きくなることができます。
まとめ
生き物の卵というとグロテスクなイメージがありました。
クワガタの卵は小さいそうで、それなら女性にも飼育、繁殖が可能ではないでしょうか。
幼虫の時期に大きく育てるコツにも興味が湧きます。
是非、実際の卵はどのようなものか自分で繁殖して確かめてみてはいかがでしょう。