クワガタを飼育していたり、自然のクワガタを捕った時になんだこれは?と思う様なプツプツしている物がついていたのを見かけた事はありませんか?
その正体は、クワガタやカブトムシに寄生するダニなのです。
クワガタにダニ?と思うかもしれませんが、そのダニは、クワガタやカブトムシのみにしか寄生しないタイプのダニなのです。
クワガタに寄生するダニの種類
クワガタに寄生しているダニの種類は、粉ダニの一種やイトダニの一種が多いです。
これらのダニの総称を「クワガタナカセ」と呼んでいます。
なぜ?クワガタやカブトムシに寄生しているのか?は謎の部分が多いのも事実です。
1説にはクワガタ等の体液を吸っている。
別の説では、こちらもクワガタに寄生している、ウイルスやカビなどを食べている。
といろいろありますが正しい事はわかっていません。
唯一言える事は、寄生虫は寄生宿を絶対あやめないと言う所です。
寄生宿が亡くなってしまうと自分への栄養が供給されなくなってしまう為です。
ただし、これらのダニがクワガタに無数に寄生しすぎると、呼吸に用いられている気門を塞いでしまう事もあります。
そうなると呼吸がしにくい、出来ないために弱っていってしまいますので、早めのダニの除去が必要になってきます。
クワガタに寄生しているダニは人にも寄生するのか?
クワガタを飼育していてダニの存在が確認した時に、ふっと思うのが人にも寄生するのか?と言う事です。
基本的には「クワガタナカセ」と呼ばれるダニの種類は人には影響を与える事は無いと言われています。
ただクワガタからダニを除去する時にどうしても触らなければなりません。
いくら人には影響が無いと言っても、見た目の気持ち悪さや手に触れる事での不衛生感が人にとっては不快になります。
クワガタのダニの除去をした場合には、よく手を洗う事をしてください。
クワガタにも雑菌やウイルス・カビが付着している可能性が高い為です。
まとめ
クワガタに寄生するダニの種類について紹介してきました。
世界には2万種類も超えるダニが確認されているので、クワガタ等の昆虫に寄生するタイプがいてもおかしくはありません。
一応はダニが付着しても問題は無いと言うのが一般的な考えですが、やはり衛生上宜しくないので早めの除去をする方がいいかもしれません。