クワガタを飼育するなら大きくしたい!クワガタをどうせ捕まえるなら大きいクワガタがほしい!と思う人もいるでしょう。クワガタは卵から幼虫→蛹を経て成虫となります。
成虫になったときにクワガタの大きさが期待するほどでなかったら、幼虫の時期や遺伝に関係するかもしれません。そこでクワガタの成長と遺伝について書きました。
クワガタの大きさは幼虫のときの育て方で決まる?
成虫したクワガタにいくら栄養を与え、いい環境で育てても成虫になってから成長することはないです。大事なのは幼虫の時期。
幼虫の時期に適切な栄養と環境の中で大きく育てることができれば、成虫になったとき大きく成長します。クワガタを大きく育てたいと思ったら、幼虫の時期の育て方と環境が大切です。
大きなクワガタには遺伝もあるのか?
クワガタには人間が遺伝を持つと同じように、クワガタにも遺伝が大きく作用してクワガタの大きさが決まることもあります。
大きな成虫が高値で取引されているクワガタがいますが、そんなクワガタは大きく成長しやすい遺伝を持っているクワガタであるがゆえに高値になっています。クワガタには本当に遺伝があるのでしょうか?それは、同じ時期に孵化し、育てた環境も同じなのに成虫になって差が出てくることもあることから、遺伝はあると言われています。
大きさが80mm以上になると、もう遺伝がなければここまで大きくならないという話になってきます。ただし、大きくなる遺伝を持っているクワガタから生まれたクワガタが、必ずしも大きくなるとはいうわけではありません。
幼虫のころにどう育てていくか、ここでも幼虫の時期の育て方が重要になってきます。親が大きくなる遺伝を持っていることで期待していたのに、その子供がそれほど大きくならなかったとしたら、それは幼虫のころの育てた環境が悪かったということになります。
また、小さいクワガタからは大きいクワガタは生まれないということもありません。言えることは、大きなクワガタの遺伝を持っているクワガタは、「その遺伝が作用して他のクワガタよりも大きくなる可能性がある」という捉え方が正しいかもしれません。
まとめ
クワガタを育てていくには幼虫のころの環境が大事なのがよくわかりますね。人間の子育てにも似ているところがあります。親の遺伝を受け継ぎながらも、十分な栄養と育ちやすい環境を整えることで将来立派なクワガタになるのでしょうか。