みなさんご存知ミヤマクワガタ。
クワガタの中でも有名ですよね。
まずは、ミヤマクワガタについて1度おさらいしてみましょう。
ミヤマクワガタとは?
ミヤマクワガタは、甲虫目・クワガタムシ科に属するクワガタムシの一種です。
普通種であり、いかにもクワガタムシらしい風貌から、ノコギリクワガタと共に古くからクワガタムシの代表として親しまれてきました。
南西諸島や一部の離島を除く、ほぼ日本全土に分布し、旧環境省により、指標昆虫に指定されています。
大きさは、最大78.6mmが記録されているそうです。
近年、地球温暖化の影響で早く変態してしまうのでしょうか、70mmクラスの個体は減少してしまっているそうです。
アゴは大きですが、挟む力は意外と弱く、戦闘的に威嚇はしますが異種のクワガタと戦った場合負けることの方が多いそうです。
体色はオス、メス共に黒色から茶色の変化があります。
形状により基本形・フジ型・エゾ型の3つの形状があります。
ちなみに、亜種として伊豆諸島に生息するものをイズミヤマクワガタ、従来独立種とされていたタカサゴミヤマクワガタがあります。
そんな有名なミヤマクワガタですが、意外とみなさん名前の由来を知らないのではないのでしょうか??
名前の由来
ミヤマクワガタの名前の由来は、「深山」だそうです。
深い山、の和名をとって「深山」、ミヤマクワガタにしたそうです。
ノコギリクワガタに比べ、標高の高い山に生息することから、深い山(深山)がその和名として使われたそうです。
元々ミヤマクワガタは暑さが苦手で、関東以西では基本的にはやや標高の高い山に生息していることが多いみたいです。
まとめ
ミヤマクワガタの名前の由来が、深い山(深山)ということを初めて知りました。
名前の由来を考えた時は、美しい山(美山)だと思っていましたが、深い山=高い山で、生息地が高いため深山だったのですね。
はじめに記載した、近年70mm代のミヤマクワガタが減少していることを知りショックでした。
今の子供たちはクワガタ捕りの楽しさを知らないのかと思うと、さらにショックでした。
暑さが苦手なようなので、地球温暖化の影響をもろに受けているんでしょうか。
自分は田舎育ちでよくクワガタや、カブトムシを捕りに行っていましたがミヤマクワガタではなく、ノコギリクワガタばかりでした。
自分は標高の高い山まで捕りに行ってはいなかったからなのですね。
まさか、名前の由来を知り謎が解決するとは思いませんでした。
みなさんもノコギリクワガタではなくミヤマクワガタを採りに行きたい時は、やや標高の高い山に行ってみてください。