オオクワガタは、ホペイクワガタの亜種になります。
日本では乱獲により、2007年には準絶滅危惧種から絶滅危惧II類に指定されています。
材割で、卵も蛹も根こそぎ採取されてしまいました。
世界にクワガタは1500種類程生息しています。
アジアにはその60%が生息しています。
オオクワガタの性格
穏やかな性格です。
子供でも捕まえる事ができます。
それだけに乱獲が絶えません。
飼育、観察用のペットとしても人気が高いのは、越冬する種類だからです。
寿命が長いので、上手に飼育すれば3年は一緒に過ごせます。
大きくなれば、8㎝程成長することも有ります。
オスで7㎝を超すと一万円以上、三万で取引されたりします。
生息域は局所的で、限られた地域から移動しません。
オオクワガタはとても臆病なところがあり、すぐにウロに隠れてしまいます。
好む樹木はクヌギやヤナギ、アベマキ、ニレやナラなどです。
日本ではゴールデンウィーク頃から活動をはじめます。
夜行性です。
飛ぶことはあまりなく、住処を変える時か、明かりに引き寄せられるときに羽を広げます。
飼育の仕方も、繁殖の仕方も確立されていますので、比較的に初心者でも飼いやすいです。
まとめ
クワガタを繁殖飼育している方のなかには、クワガタ相撲の愛好者も潜んでいますね。
カブト虫相撲はメジャーですが、クワガタ相撲もなかなか迫力があります。
おとなしい性格といわれていますが、オス同士を向かい合わせると、すぐに争いはじめます。
またメスは出産まえになると、獰猛になる事があります。
捕食行動に出ることも、稀にあります。
メスがオスや幼虫を狙うことがあるのです。
餌に高カロリーな、ゼリーを入れておくと、捕食行為はしなくなります。
オオクワガタは絶滅危惧種ですが、自分飼育していたクワガタや昆虫などは、自然界に離さないで下さい。
オオクワガタは生息域が限られている上に、個体は一本の木の周りからあまり離れません。
極めて狭いエリアに固定しています。
外来種や異種を持ち込むと、固有種のいる場所を奪って、生態系が壊れてしまいます。
責任を持って、最後まで飼育して下さい。