見た目にも非常に特徴があり、標高の高い山奥に多く生息していることから漢字で『深山』と書いてミヤマクワガタというと言われているクワガタですが、皆さんは突然クワガタが動かなくなるということをご存知でしょうか?
飼い主さんからすると、急に動かなくなったりしてしまうと不安になりますよね。
もしかして土に還さなければいけないのか、など考えてしまいますよね?
今回は飼っているミヤマクワガタが動かなくなってしまう現象について、原因などを紹介します。
突然動かなくなった!
飼っているクワガタを久々に触ろうとかごから出そうとしたら「あれ!?全く動かない…もしかして…」といったことを経験された方もいるのではないでしょうか?
急に動かなくなってしまったら不安になりますよね?
最悪の事態すら考えてしまいます。
ですがこの現象、クワガタを飼っているとよくあることだといわれています。
ではこの現象はいったい何なのでしょうか?
実はこれ防衛反応の一種だといわれています。
逆にこの動かなくなる状態は弱っている状態でなく、むしろ元気な印とも言われていますので、安心して大丈夫といわれています。
原因は?
ではなぜ、このように動かなくなるような防衛反応をとるのでしょうか?
それは動かなくなることで天敵であるカラスなどの鳥などに捕食されないようにするためといわれています。
カラスなども動かない獲物を見つけたら生きていないんじゃないかと思い、スル―する可能性もありますからね。
また、クワガタを捕まえに行った際、樹を蹴ったらクワガタが落ちて来たなんて経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
これは振動を感じた瞬間敵から身を守るために落下し、落下した後はじっと丸まった状態で動かずにいることで見つかりにくくし、やり過ごすためとも言われています。
そういった理由から、突然動かなくなってしまうという現象が起こるといわれています。
理由がわかると安心しますよね。
まとめ
以上、ミヤマクワガタが突然動かなくなった原因について紹介しました。
防衛反応の一種とは驚きだったのではないでしょうか?
動かなくなってしまい弱っているのでは?と思った方は、クワガタの策にはめられたといっても過言ではないでしょうか?
厳しい自然界で生きていくための知恵なんですね。