昆虫採集といえば、網を持って夏山に、という想像をします。
けれど、飼育を趣味にしている方は幼虫も採集します。
成虫は夜行性で飛行しますが、幼虫は穴を掘れば必ずというほど生息しています。
ただ、種類を限定したい場合は、成果なしの時もあるようですが。
採集の様子の動画を見たりすると楽しそうです。
幼虫は迷惑そうですね。
ヒラタクワガタを探そう
幼虫採集のポイントはどのようなところに多く生息しているか、ということを考えて行います。
クワガタは朽木を好み、冬眠する種類も朽木の中でしますそのため、朽木があれば割ってみるのがいい方法です。
冬であっても、朽木が割れる場合なら採集できます。
クワガタが好むのはクヌギやコナラといった広葉樹の木です。
スギやマツなどの針葉樹にはいません。
また、キノコ類が大好きなのでキノコが生えている朽木ならばいる確率は高いです。
キノコでも種類を限定すれば、幼虫のいる確率は増えます。
同じ朽木でもヒラタクワガタは根の部分をよく食します。
湿り気のある場所が好みです。
採集してみよう
実際に採集できる場所があればやってみましょう。
★季節はいつ頃がいいでしょうか
秋ごろから春ごろまで。
幼虫のまま冬眠しますから冬でもいるようです。
雪の降る所は5月くらいの雪が溶けるころがいいでしょう。
★道具は何?
道具は朽木を割るのでナタやドライバーなどがあればいいでしょう。
器具を使うので、ケガに注意して行いましょう。
★気を付けたい事
雑木林の中をうろうろするので、地主さんの許可を得てください。
朽木だからといって、掘ったり割ったりした後をそのままにするのはよくありません。
穴は埋めて、割った材は片づけるくらいの心の余裕は欲しいですね。
まとめ
成虫の昆虫採集はよくやりました。
といってもクワガタやカブトムシなどを求めて薄暗い中は苦手で、もっぱらどこにでもいるセミやバッタぐらいでした。
幼虫を探すのは初めて聞きました。
たまたま朽ちた切り株を割ってみたら幼虫が這い出してきたことがありましたが、はたしてクワガタムシだったのでしょうか。