クワガタは自然界ではどのような場所に産卵し、飼育ではどのようにするのでしょうか?

産卵から幼虫になるまでを調べた結果をここで紹介したいと思います。

 クワガタ 産卵 幼虫 温度

クワガタの産卵に適した環境とは?

 クワガタは順序で言うと、交配~産卵~幼虫~サナギ~成虫の順番で成育していきますね。

クワガタが自然環境で産卵する場合、時期的には夏、7~8月頃だと言われています。

主にカワラタケなどの木の腐敗部に産卵し、一度に多い種類ですと20個もの卵を1匹のメスが産卵すると言われています。

方法は、メスが大アゴと言う部分を使い、木の表面に穴を掘るのだそうです。

掘った穴に産卵管という部分を差し込み、その後穴を丁寧に埋め戻すのだとか。

すっかりここから母性本能ですね。

しっかり卵を守ろうとするわけですね。

しかも、穴には卵は1つのみ。

ですから数回産卵するようなメスは、穴を掘っては生みまた埋めると言う行為を何度も行うのです。

なかなかのご苦労様なんですね。

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幼虫と温度の関係

 クワガタの幼虫の姿を見た事はあるでしょうか?

カブトムシの幼虫によく似た白系の色で頭が赤っぽく、お尻の方がほんのり黒っぽい姿ですね。

結構大きくなると苦手な人は多いと思います。

幼虫になったばかりの時は1センチ程度ですが、3回の脱皮を繰り返し4センチ~8センチにまで成長するようです。

そして、何と!3年近い間土の中で幼虫として生活するらしいのです。

3年間もの間、土の中で頑張って成長し続けているんですね。

幼虫を飼育する場合やはり大事なのは成虫と同じで湿度には注意しなくてはなりません。

土が乾いてしまうと、幼虫から成虫になる前に亡くなってしまう事が多いのだそうです。

またあまり寒くても暑くても幼虫には向かず、常にマットや土の中の温度を20度以上30度未満くらいに保ってあげられれば比較的安心して飼育できるようです。

まとめ

クワガタもメスが交配してから産卵し、成虫になるまでには思っていたよりも大変なんですね。

虫にもしっかりと母性があるという事が分かりましたね。

幼虫を飼う場合も成虫を飼う場合も、湿度や温度の管理はしっかりしてあげましょう。

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