クワガタが動かなくて心配、亡くなっているわけではないのに動かない、ということはちょこちょこあると思います。
クワガタが動かなくなる原因には、昼間の活動時間ではないとき、冬眠中、メスの場合は産卵中などの原因があります。
物音や振動などに驚いて、亡くなったふりをする場合もあるようです。
昼間の活動時間外
クワガタは夜行性の昆虫です。
昼間は基本的には木の割れ目や落ち葉の下に潜って過ごしているので、動かなくても心配はいりません。
また、夜間でも照明が明るい場合は出てこないこともあるようです。
冬眠中
オオクワガタ・コクワガタ・ヒラタクワガタなどは、寿命が長いので越冬のために冬眠をします。
だいたい外気温が15℃以下になると越冬の準備をするようです。
ですが、これらのクワガタは越冬するといっても、俗にいう冬眠状態にはならず、マットの中やホダ木の裏などでじっと動かずに温度が上がるのを待っているだけのようです。
触ろうとすると逃げたり、少しですが水分補給はするようです。
産卵中
産卵中のメスは昼間はほとんど動きません。
マットの下などに隠れて生活し、暗く静かな時間になると産卵のための活動を開始します。
この時期はいつも以上に神経質なため、少しの物音や振動でも出てこなくなってしまうようです。
亡くなったふり
クワガタは天敵から身を守るために、亡くなったふりをすることがあります。
クワガタは鳥などの天敵が木に止まった振動を感じ取ると、手足を引っ込めて木から落ちます。
落下した後はしばらく亡くなったふりをするようです。
亡くなったふりをする個体はとても元気で警戒心の強いクワガタなようです。
まとめ
このようにクワガタは動かなくなることも多々あるようです。
すぐに土に返したりせずにきちんと確認してみましょう。
生きている個体はあごに何か挟ませようとすれば身を守ろうと抵抗して挟み、触角を触ると反応するようです。
また、亡くなっている個体は首の部分がグラグラして力がないようです。
生きているか亡くなっているかを調べる参考にしてみてください。