クワガタが大好きで飼育をしている方が多くいらっしゃるかと思われますが、クワガタを飼っていると付いてくるのが、みんな大嫌いなコバエ。
部屋に1匹いるだけでも不快になるのに、クワガタを飼っていると大量に現れる確率がグッと上がりますよね。
出来ることならその確立を減らしたい、入ってきてしまったら最良の方法で駆除をしたい。
そんな皆様のために送る、クワガタがどこから現れるのか、その原因と、コバエ駆除方法をお教えしていきたいと思います。
コバエの進入経路と、クワガタ飼育時のコバエ大量発生のリスクの謎
家の中を清潔にしているはずなのに、それでも現れるコバエ。
虫1匹の侵入を許さないといわんばかりに部屋を閉め切っていてもコバエはどこからともなく現れます。
どうやって彼らは室内に入ってきているのかというと、少しでも隙間があれば悠々と入ってきます。
例えば玄関を開けて家に入る瞬間に知らぬ間に入ったりします。
喚起のために窓を開けても、たとえ網戸にしてもわずかな隙間から入ってきます。
さらには換気扇からでも進入してきます。
本当に油断も隙もないヤツらなのです。
2~3匹程度の進入であれば大した事はないだろうと思われるかもしれませんが、条件さえ揃っていればそこから大量発生する事があります。
その条件のうちの1つにクワガタの飼育が挙げられます。
その原因は何かと言いますと、クワガタ飼育の際に使われるマットや朽木なのでございます。
コバエは腐敗したものを好み、そのようなものに近づいて卵を産みつけます。
一度卵を産みつければ、コバエの成長はとても早いので、一気に大量発生が実現してしまいます。
クワガタのゲージの中はヤツらにとって天国なのです。
クワガタ飼育にはコバエがつきものなのは、そういった理由があるのです。
コバエが発生した際の駆除方法
どんなに対策を施しても、100%防ぐ事は不可能なものです。
万が一、コバエがクワガタのゲージ内で大量発生をしてしまい、それらがゲージ外を飛び出し部屋の中を飛び交うようになった時のために、いくつかの駆除方法を紹介していきます。
1つ目は、コバエホイホイやハエ取り紙を仕掛ける方法です。
特にコバエホイホイであれば、クワガタのゲージ内でも仕掛ける事が出来ます。
2つ目は、掃除機でコバエを吸い込んでしまう事です。
比較的楽に吸い込む事が出来ますが、吸い込んだらすぐにパックを密封して捨てましょう。
3つ目は、電気式蚊取り器の使用が挙げられますが、こちらはあまりオススメ出来ません。
クワガタには影響はないとは言われますが、実際のところどうなのかはわからないので、あまり設置はしない方が良いでしょう。
クワガタ飼育中のコバエ駆除で厳禁なのは、噴射式除虫剤を使う事です。
コバエだけでなく、クワガタも亡くなってしまいますので、絶対に使用しないで下さい。
まとめ
最も有効的なコバエ対策は事前にクワガタのゲージ内への進入を防ぐ事です。
それでもヤツらは知らないうちに進入してきます。
進入を発見したら、卵を産み付けそうなものは全部捨てて交換して下さい。
先に紹介した駆除方法はあくまでも最終手段なのであります。
クワガタを飼育している以上、コバエとのあくなき戦いは続くのです。
様々な対策を持って、コバエに挑みましょう。